2025.09.05
超加工食品とタンパク質
超加工食品とタンパク質
〜同じ「たんぱく質」でも体に届く力は違う〜
ずっと注目されていて、話題になることも増えてきた「超加工食品」。
超加工食品とは、糖分、塩分、脂肪を多く含む加工済みの食品であり、嗜好性や常習性を高めるために化学的な添加物や人工成分を使用しており、保存性が高く、長期間保存できることが特徴です。
インスタントラーメンや菓子パン、コンビニ食品,スナック菓子、清涼飲料水、加工肉など
手軽でおいしい反面、栄養面では注意が必要です。
● カップラーメン
本来のだしや素材の味ではなく、食塩・化学調味料・香料・油脂で「濃い味」に仕上げ食欲増進
● ハム・ソーセージ
肉の色をきれいに鮮やかに見せるために発色剤(亜硝酸塩など)を使用。風味や保存性を高めるための香辛料・保存料。
● スナック菓子
揚げ油や香料・粉末調味料で強い味つけ。素材のじゃがいもそのものの味ではなく、人工的に「やみつき」になる味。
● 菓子パン
ふわふわ・もちもち感や甘みを出すためにマーガリン・ショートニング・乳化剤・香料が使われることが多い。
● 清涼飲料水
果汁が少なくても、香料と着色料と異性化糖や人工甘味料でフルーツのような味を再現。ヘルシーで爽快感アップ
前回タンパク質について、重要性、摂り方について取り上げていますが、
改めて…たんぱく質とは“体の材料”です。
筋肉や臓器、ホルモン、酵素など、私たちの体をつくる栄養素です。でもこのタンパク質しっかり摂れているつもりでも、「体がうまく使える形」でなければ意味がありません。
超加工食品に多い「吸収しにくいたんぱく質」
加工の過程で強い加熱や添加物、精製処理が行われると、たんぱく質の構造が変わってしまうことがあります。すると体にとっては“消化・吸収しにくい形”となり、せっかく摂っても効率よく利用できないのです。
最近の研究でも、超加工食品を多くとる人は、筋肉量が少ない傾向があることが報告されています。
吸収が悪いとどうなる?
筋肉がつきにくい・疲れやすい・傷や病気の回復が遅れる
特に高齢の方や病気で栄養状態が落ちやすい方にとっては、吸収率はとても大事なポイントです。
どう選べばいい?
肉・魚・卵・大豆・乳製品など、「元の形がわかる食品・素材を選ぶ」を基本に
超加工食品は“たまに楽しむもの”に
私もなるべく添加物や超加工食品を避けようとしていますが、添加物入っていないものを見つける方が難しいくらい溢れています。全ては避けることは難しいですが、意識すればかなり減らすことはできます。
毎日の食事で、加工度の少ないシンプルな食品を選ぶことが、自宅での食事が整い健康な体づくりへの近道だと考えています。
当院では、栄養に関するご相談も受け付けています。お気軽にお声かけください
管理栄養士









