2026.03.19
カラダの老化?~酸化と糖化
前回、光や熱によって酸化した油が与える影響について触れました。今回は、その酸化と、もう一つの老化の原因である「糖化」についてお伝えします。
私達の体はどのようにして老化していくのか。
ざっくり説明すると、我々の体を作っている細胞の「酸化」と「糖化」によって老化していきます。
酸化は別名「体のサビ」 糖化は別名「体のコゲ」と呼ばれています。
1. 酸化(体のサビ)
体内の細胞がダメージを受け、機能が低下すること。鉄がサビるように、私たちの体も老化していきます。私たちはは普段、呼吸をして生きてます。空気中に酸素が含まれており、吸い込んだ酸素のうち数%が活性酸素となり、この活性酸素により酸化が進み、病気になると言われています。
私達の体の中には「酸化」に対する防御システムが実は備わっていてます。ビタミンやポリフェノールなどの抗酸化物質が酸化を防ぎ、病気を予防することができるようになっています。
• 主な酸化の原因:紫外線・劣化した油の摂取・ストレス・喫煙など
• 酸化を防ぐ食品例:緑黄色野菜・ナッツ類・アボカド・青魚など
• 防御システム: 私たちの体には、ビタミンやポリフェノールなどの抗酸化物質を使って予防するシステムが備わっています
2. 糖化(体のコゲ)
食事で摂りすぎた余分な糖が体内のタンパク質と結びつき、変性すること。 ホットケーキがこんがり焼けて茶色く硬くなる状態が、体の中でも起こっています。
老化物質「AGEs」
糖化によって最終的に作り出される物質をAGEs(終末糖化産物)と呼びます。これは「一度できると分解されにくい、強力な老化の元」です。
・体内で作られるAGEs:高血糖状態が続くと体内のタンパク質が糖化し生成
・食べ物から入るAGEs:こんがり焼けたステーキ、揚げ物、焼き菓子など
・「7%」の蓄積:食べ物から摂取したAGEsのうち、約7%は排泄されずに体内に蓄積されると言われています。わずかな量に見えますが、毎日の積み重ねが数年後の血管や肌の老化(シワ・たるみ)に直結します。
・糖化の主な原因: 甘いものや炭水化物の過剰摂取、食後高血糖
・糖化を防ぐ食品例:海藻・きのこ・納豆(食物繊維)、 酢・レモン(クエン酸)、 ブロッコリースプラウト(スルフォラファン)
・防御システム:実は糖化は飽食時代になってから起こるようになったと言われているため、酸化と違い、まだ体内に防御システムが発達していません。自分で気をつけることが大切!
・調理法を選ぶ:揚げる<焼く<蒸す<茹でる
・食べる順番:ベジファースト・プロテインファースト、血糖値を上げない工夫が、体内のAGEs生成を防ぐ
どちらも体にダメージを与えるという点では共通していますが、実はこの2つ、別々ではなくお互いに影響し合っています。酸化が進むと糖化も進みやすくなり、逆に糖化が進むと酸化も起こりやすくなる。とはいえ、難しく考える必要はありません。 例えば、油はできるだけ新しいものを使うこと。加工食品の頻度を見直す、食事はバランスよく食べることなど意識して体への負担はやわらげることができます。特別なことをするのではなく、できることから少しずつ。その積み重ねが、これから先の体を守ることにつながります。 当院では、食事や栄養について、一人ひとりに合わせてご提案しています。 気になることがあれば、お気軽にご相談ください☺
私達の体はどのようにして老化していくのか。
ざっくり説明すると、我々の体を作っている細胞の「酸化」と「糖化」によって老化していきます。
酸化は別名「体のサビ」 糖化は別名「体のコゲ」と呼ばれています。
1. 酸化(体のサビ)
体内の細胞がダメージを受け、機能が低下すること。鉄がサビるように、私たちの体も老化していきます。私たちはは普段、呼吸をして生きてます。空気中に酸素が含まれており、吸い込んだ酸素のうち数%が活性酸素となり、この活性酸素により酸化が進み、病気になると言われています。
私達の体の中には「酸化」に対する防御システムが実は備わっていてます。ビタミンやポリフェノールなどの抗酸化物質が酸化を防ぎ、病気を予防することができるようになっています。
• 主な酸化の原因:紫外線・劣化した油の摂取・ストレス・喫煙など
• 酸化を防ぐ食品例:緑黄色野菜・ナッツ類・アボカド・青魚など
• 防御システム: 私たちの体には、ビタミンやポリフェノールなどの抗酸化物質を使って予防するシステムが備わっています
2. 糖化(体のコゲ)
食事で摂りすぎた余分な糖が体内のタンパク質と結びつき、変性すること。 ホットケーキがこんがり焼けて茶色く硬くなる状態が、体の中でも起こっています。
老化物質「AGEs」
糖化によって最終的に作り出される物質をAGEs(終末糖化産物)と呼びます。これは「一度できると分解されにくい、強力な老化の元」です。
・体内で作られるAGEs:高血糖状態が続くと体内のタンパク質が糖化し生成
・食べ物から入るAGEs:こんがり焼けたステーキ、揚げ物、焼き菓子など
・「7%」の蓄積:食べ物から摂取したAGEsのうち、約7%は排泄されずに体内に蓄積されると言われています。わずかな量に見えますが、毎日の積み重ねが数年後の血管や肌の老化(シワ・たるみ)に直結します。
・糖化の主な原因: 甘いものや炭水化物の過剰摂取、食後高血糖
・糖化を防ぐ食品例:海藻・きのこ・納豆(食物繊維)、 酢・レモン(クエン酸)、 ブロッコリースプラウト(スルフォラファン)
・防御システム:実は糖化は飽食時代になってから起こるようになったと言われているため、酸化と違い、まだ体内に防御システムが発達していません。自分で気をつけることが大切!
・調理法を選ぶ:揚げる<焼く<蒸す<茹でる
・食べる順番:ベジファースト・プロテインファースト、血糖値を上げない工夫が、体内のAGEs生成を防ぐ
どちらも体にダメージを与えるという点では共通していますが、実はこの2つ、別々ではなくお互いに影響し合っています。酸化が進むと糖化も進みやすくなり、逆に糖化が進むと酸化も起こりやすくなる。とはいえ、難しく考える必要はありません。 例えば、油はできるだけ新しいものを使うこと。加工食品の頻度を見直す、食事はバランスよく食べることなど意識して体への負担はやわらげることができます。特別なことをするのではなく、できることから少しずつ。その積み重ねが、これから先の体を守ることにつながります。 当院では、食事や栄養について、一人ひとりに合わせてご提案しています。 気になることがあれば、お気軽にご相談ください☺









