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2025.04.11

食事で避けるべきもの vol.4 🆕

食事で避けるべきもの…
普段私が気を付けて摂りすぎないよう、なるべく控えるようにしている食品についてお伝えしようと思います。美味しくて便利な食環境の中で、食品の選び方にも目をむける必要があると考えています。何回かに分けて紹介しようと思っていますので、お付き合いください♡

第4回目のテーマは、マーガリンです。
栄養相談で食事の聞き取りをすると、マーガリン使っている方が多い印象があります。
マーガリンを避ける理由について
マーガリンは元々バターの代用品として製造されました。植物油を完全に水素添加すると、カチカチになり、食味が落ちるため、部分的に水素添加することで、舌に溶けるとろみが出るように開発されました。
でも、部分水素添加によりトランス脂肪酸という悪玉成分が副産物として産生され、それが問題となっています。
トランス脂肪酸とは
「本来健康な血管は細胞膜まで柔軟で伸び縮みも自由、結果血圧などを調整。でもトランス脂肪酸が血管に入ってしまうと、柔軟性が失われ、結果冠動脈疾患(心不全・動脈硬化・不整脈)が起こる」
世界では人工のトランス脂肪酸の排除が推奨されている中、日本では規制の基準なし。摂取量が少ないという理由からだそうです。バターに比べ原材料が安価なため、安く販売できる。その原材料にパーム油が使われることが多く、内分泌攪乱物質、脳卒中促進、発がん促進などが報告されています。ちょっと考えてしまいますね😢

余談ですが、追記✨
原材料表示にトランス脂肪酸と記載はないが
「植物油脂」「食用精製加工油脂」
「ショートニング」「ファットスプレッド」
や、
サクサクッ!
パリッ!
ふわふわ!
とろとろ!
クリーミー!
こんな食感の食べ物はトランス脂肪酸が大量に使用されている可能性大!


皆様のご参考になれば幸いです
管理栄養士