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2024.11.14

ニキビと食事 🆕

「お母さん、俺なんか大きい赤いものが顔にできてるんだけど…。なんか嫌なんだけど。」と小学校高学年の息子が話してきました。

心も体も著しく変化する子供の成長★
子供のニキビは12〜18歳頃がピーク!この年齢は性ホルモンが活性化し、男の子だけに限らず女の子も男性ホルモンの分泌量が増えます。この影響で皮脂分泌が過剰になることがニキビのできる原因のひとつです。
最近多いのが大人のニキビのです。ニキビは10代だけのものではなく、大人でも軽症ニキビは40-50%の人に見られるそうです。

その原因は食事です。豊かになった食環境の中で食事内容が偏ってしまっていること。
実は途上国にはニキビはほとんど見られないとのこと。
食生活の乱れや腸内環境、栄養などによってニキビは引き起こされます。無理なダイエットや食べ過ぎ・食生活の偏りが原因となり、肌に必要な栄養素が不足することでホルモンバランスが乱れてしまうんですね。

ニキビの原因は、主に①毛穴詰まり、②アクネ菌の増殖、③皮脂の過剰分泌の3つで、毛穴のケアはビタミンA製剤、アクネ菌は抗生剤でコントロールできるけど、皮脂の分泌だけは食事を調整しないと抑えられないのです。

実際に、糖質(砂糖)・脂質(加工食品)が多い、カフェイン(最近小学生エナジードリンク多飲してますね(‘;’)、牛乳などを摂りすぎると、過剰な皮脂の分泌を招くく可能性があります。
牛乳には、ホルモンや成長因子が含まれていて、ニキビの原因となる皮脂の過剰分泌を促進してしまうんです。 ただ、完全に避ける必要はありませんので 低脂肪牛乳を選んだり、量を控えめにしたりするいいですね。

さらにここで皮脂分泌を抑えてくれる栄養素も一緒に摂ると効果的です。
代表はビタミンB5!!
皮脂分泌を抑えるビタミンB5、毛穴のケアにビタミンA、そして皮脂の酸化を抑えるビタミンEがニキビ対策の主要ビタミンです。

次に考えるのは、腸内環境をと整えること。
皮脂分泌を増やしてしまうのは食事と腸の炎症です。
腸内環境が整っていると、有害な物をブロックしたり、栄養分がスムーズに肌に伝わったりするメリットがあります。善玉菌のバランスが崩れて腸内環境が悪くなると、ニキビの他、乾燥やくすみなどの原因になってしまうのです。
海藻類、きのこ類に多く含まれる食物繊維、乳酸菌を含む発酵食品を摂取すると良いです。

ニキビにお悩みの人は、食事と腸内環境を意識! 
息子にも説明しなくちゃ