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2024.06.14

お酒との付き合い方 🆕

毎日、暑い日が続いています…。ビールをはじめ、アルコールがいつも以上においしく感じられるかもしれません。1日の終わりの一杯がたまらない!という方もいるでしょう。
私自身も暑い日は、つい『冷たいビール!』なんていう気持ちになってしまいますが、みなさんはビールなどのアルコール類を飲む機会が増えていませんか?

今回はアルコールの目安量とアルコールと栄養の関係についてお伝えします!!

お酒の適量はどれくらい?
厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」によると、節度ある適度な飲酒量は1日平均純アルコールで約20g程度とされています。
<純アルコールで約20gに相当するお酒の量>

参照:厚生労働省 「健康日本21」アルコール

二日酔いにならないために
体内に入ったアルコールは、肝臓でアセトアルデヒドという毒性の強い物質に変換されます。アルコールを無毒化するため酢酸に変換され、ほとんどが糖分と同じ代謝経路でエネルギーに変換され、最終的に二酸化炭素と水になります。
アルコール代謝で特に必要な栄養素はナイアシンです。また、その他のビタミンB群や、酵素の原料になるタンパク質も代謝に不可欠な働きをしています。そのため、二日酔いや悪酔いを防ぐためには、これらの栄養素が豊富な肉や魚などを補給することがお勧めです。鶏肉、豚肉、刺身、レバー、イワシ、さばなど

「お酒の後のシメ」に要注意!
お酒を飲んだ後にはやっぱりラーメンだよね!など、 お酒の後に何か少し食べたいと思うのは、お酒を飲むことで体が低血糖になり、糖分を欲するようになるからと言われています。
そのメカニズムは、アルコールの代謝で使われる補酵素の濃度が高くなることで、体内の糖分を生成する経路が妨げられ、低血糖に陥りやすくなるからと考えられています。
そしてアルコールに利尿作用があり、飲酒量の1.5倍も排出。尿には水分と塩分が含まれており、塩分にはナトリウムやカリウム、クロールといった必要不可欠な栄養素も含まれます。お酒を飲むと、体にとって大切な栄養素をかなり失うことに…。こうした理由から、栄養素を補給しようと体が炭水化物、水分、塩分を要求する。ラーメンはその条件に見事に適っている食べ物であると言えるのかもしれません。
しかし、ここで炭水化物や脂肪分が多い食品を食べてしまうと、血糖値が急激に上がり、膵臓に負担がかかるだけでなく、内臓にも脂肪が蓄積されやすくなるので、「締めのラーメン」には要注意です。

2024年2月19日、厚生労働省が「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」を公表しています。
飲酒量は純アルコール量(グラム)で把握すること、そして「飲酒量が少ないほど、飲酒によるリスクは少なくなる」ことを示しています。
あらためて、お酒を飲む方、日頃の飲み方を振り返って、適量を把握して上手なお酒との付き合い方を身につけていきましょう。

(参考)
脂質と血栓の医学 http://hobab.fc2web.com/
「病気予防」百科/日本医療企画
一目でわかる代謝 第2版/メディカル・サイエンス・インターナショナル
厚生労働省が「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」



太田メディカルクリニック 管理栄養士